展覧会等
- 1F・3F 展示室
- 有料
光と陰のアンソロジー この世界にただ独り立つ 平川恒太 山本草介 外山恒一
- 過去の展覧会・プロジェクト
- 2022.9.10 [土] 2022.11.13 [日]
- この記事をシェアする
光が当たり人々の注目を集める出来事がある一方で、光を遮られ陰となりほとんどの人が知り得ない出来事もあります。多くの場合、両者は表裏一体の関係にあり、ここに一石を投じる行為はときには孤独をもたらします。社会問題を扱った近代劇の創始者ともされるヘンリック・イプセン(1828〜1906)の代表作のひとつでもある『民衆の敵』の主人公は、人々から非難を受けながらも地域の未来を見据えて自身が正しいと信じる行動をとり続け、心配する家族に「世界で一番強い人間はただ独り立つ人間だ」と伝えました。この言葉をサブタイトルに据えた本展では、社会での出来事を独自の視点で捉え、それぞれ異なる手法で人々に伝える三人の表現者、平川恒太(現代美術家)、山本草介(映像作家)、外山恒一(革命家)の新作や関連資料などを展示します。混沌とした先行きの見えない時代を迎えるいま、本展が多くの困難を乗り越えるための思考を深める機会となれば幸いです。
山本草介作品上映開始時間 10:05 11:10 12:15 13:20 14:25 15:30
※機材の状況により時間は多少前後する場合があります。
オープニングトーク
日 時:9月10日(土)14:00〜15:00
ゲスト:平川恒太 山本草介 外山恒一
会 場:1・3階展示室
定 員:20名(申込不要・当日先着順)
水俣湯出七滝森の茶会
日 時:9月11日(日)・11月13日(日)15:00〜16:00
ゲスト:平川恒太 大塚佳寿子(ティーソムリエ)
会 場:喫茶室
定 員:各日6名(要予約・先着順)
参加費:1,000円(お茶代とお菓子代を含む)
トークセッション「革命家と語る芸術表現の“可能性”と“限界”」
日 時:10月15日(土)14:00〜16:00
ゲスト:第一部
外山恒一(革命家)
佐々木玄太郎(熊本市現代美術館学芸員)
加藤笑平(美術家)
第二部
外山恒一(革命家)
佐々木敦(思考家)
モデレーター:楠本智郎(つなぎ美術館学芸員・本展企画者)
会 場:つなぎ文化センター(つなぎ美術館向かい側)
定 員:50名(申込不要・当日先着順)
参加費:無料
※内容が変更になる場合は公式ウェブサイトとSNSでお知らせします。
主催:つなぎ美術館(津奈木町)
協力:熊本市現代美術館 加藤笑平 ターナー色彩株式会社 株式会社ミューズ
助成:一般財団法人自治総合センター
本展覧会は宝くじの社会貢献広報事業「地域の芸術環境づくり助成金」によって実施しています。
- 観覧料
- 一般:300(250)円
高校・大学生:200(150)円
小・中学生: 100(50)円
※( )内は20名以上の団体料金
※水俣市・葦北郡内の学校による利用は申請により無料。
※津奈木町在住または津奈木町の学校に在籍する小・中学生は無料。 - フライヤー
- ダウンロード[PDF]
- プレスリリース
- ダウンロード[PDF]
現在開催中の展覧会
-
- 開催中
- 2024.9.7 [土] - 2024.11.24 [日]
小田原のどかつなぎプロジェクト2024成果展
小田原のどか 近代を彫刻/超克する—津奈木・水俣編2008年から続く、住民参画型アートプロジェクトの一環として、2023 年に2か年の計画で始まったのが、「小田原のどかつなぎプロジェクト」です。
1年目の成果展として実施した津奈木町の16点の野外彫刻を候補者に見立てた「彫刻選挙」は、民主主義の根幹でもある「投票」という行為について、町内外の人々が共
に考える機会となりました。プロジェクトの2年目は、さらにフィールドを広げ、津奈木町の田の神の石像、水俣市のモニュメント、熊本県内に点在する漫画を題材とした銅像について、住民の協力を得ながら考察を深めました。
2年間の集大成となる本展では、これらの考察結果を作品化して展示するとともに、1993年に上巻が刊行されるも、30年あまり未刊のままとなっている『津奈木町誌』の下巻をめぐる参加型作品も公開します。
関連プログラム
オープニングトーク
日 時:9月7日(土)14:00-14:45
ゲスト:小田原のどか
会 場:1階展示室
参加費:観覧料
定 員:20名(申込不要・当日先着順)
対談「津奈木町の田の神と人々」
日 時:11月3日(日)14:00-15:00
ゲスト:小島摩文(民俗学者/鹿児島純心大学教授)×小田原のどか
会 場:アトリエ
参加費:無料
定 員:20名(申込不要・当日先着順)
対談「津奈木スタディツアー+貝拾い」
日 時:11月4日(月・祝)13:00-16:30
ゲスト:小松原織香(哲学研究者)×小田原のどか
会 場:アトリエ、旧赤崎小学校付近
参加費:無料
定 員:20名(要事前申込・先着順)
申込フォーム:https://x.gd/m3I3I
※電話など上記事前申込フォーム以外での受付は行っておりません。
出張カライモブックス
日 時:11月3日(日)-11月4日(月・祝)10:00-16:30
会 場:1階多目的ホール
鼎談「写真家と文化研究者と彫刻家が思う津奈木・水俣」
日 時:11月23日(土)14:00-15:30
ゲスト:金川晋吾(写真家)×山本浩貴(文化研究者)× 小田原のどか
会 場:アトリエ
参加費:無料
定 員:20名(申込不要・当日先着順)
- 1F 展示室
- 展覧会・プロジェクト
- 有料
-
- 開催中
- 2024.9.7 [土] - 2024.11.24 [日]
つなぎ美術館コレクション展
ユージン・スミスとアイリーン・スミスが見たMINAMATAつなぎ美術館が開館20周年記念事業として2021年に開催した写真展「ユージン・スミスとアイリーン・スミスが見たMINAMATA」では、アリゾナ大学クリエイティブ写真センター(Center for Creative Photography)とアイリーン・アーカイブの協力を得て、約4万点のネガの中から未発表を含む約70 点をアイリーン・スミスの監修により新たにプリントして展示し、そのほとんどを会期終了後に収蔵しました。2021年の展示から3年ぶりの公開となる本展では、名作写真集『MINAMATA』から世界に水俣病の惨劇を伝えた写真24 点と地域の日常を捉えた写真22点を展示します。
- 3F 展示室
- 展覧会
- 無料
-
- 開催予定
- 2024.12.7 [土] - 2025.2.24 [月]
アーティスト・イン・レジデンスつなぎ2024成果展
ホワン・ピンリン さざめく波と木漏れ日:思いがとどまる場所台湾出身の画家、ホワン・ピンリンが8月から12月にかけて津奈木町に滞在しながら制作した新作を展示します。
展示の詳しい内容や関連プログラムなどは随時お知らせします。- 1F・3F 展示室
- 展覧会
- 有料