野外彫刻
津奈木町では、1984年から「緑と彫刻のある町づくり」に取り組んでおり、町内の要所には佐藤忠良の作品をはじめとする16点の彫刻を展示しています。また、西野達、柳幸典、淺井裕介、柴川敏之による現代美術も屋外にてご覧いただけます。
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爽風(そうふう)
海から吹き寄せてくる風が自然界に多くの恵みを与えてくれるように、爽風が町に吹き、発展していくようにと願いが込められています。【爽風】のあるあけぼの橋は、建設省の「第一回手づくり郷土賞」を受賞しました。
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制作年
1985年
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作家
岩野 勇三
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場所
あけぼの橋
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薫風(くんぷう)
両手を大きく広げ、包み込むような姿は、万物の包容を表現しています。夕日を背にした姿は、ギリシャ神話のアポロンの神のようで、津奈木大橋から町を見下ろし、静かに見守っているようにも見えます。
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制作年
1987年
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作家
岩野 勇三
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場所
津奈木大橋
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風ん子(かぜんこ)
タンポポの花の種が風に乗って飛んでゆく様を象徴しており、今まさに町の子どもたちが元気よく飛び立とうとしているところを表現しています。橋の上に設置された【爽風】【薫風】【風ん子】は、風をテーマに製作され、父・母・子どもたちの平和な姿を表しています。
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制作年
1988年
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作家
岩野 勇三
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場所
茜橋
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若い女
役場庁舎の新築に伴い、町が最初に購入した彫刻として玄関に設置されたました。
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制作年
1984年
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作家
岩野 勇三
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場所
役場庁舎玄関入口
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那有(なう)
人間の躍動美を表現しています。東京の八王子駅ビルと上越市高田公園にも設置されており、自然と調和のとれたこの作品は、伸び伸びとして優雅で、都会とはまた違う雰囲気を感じることができます。
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制作年
1990年
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作家
岩野 勇三
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場所
役場庁舎前
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はぐれっ子
街中ではぐれた子どもの寂しそうな様子が伝わってきます。四季の移ろいに合わせて、様々な表情を見せてくれます。津奈木町役場では、岩野勇三氏の製作した【若い女】【那有】【はぐれっ子】の3作品を見ることができます。
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制作年
1990年
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作家
岩野 勇三
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場所
役場庁舎前
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まつり
男の子がお面を片手に、祭りではしゃぐ姿は、躍動感があり、今にも動き出しそうです。つなぎ温泉四季彩の受付から浴場棟へとつづくトンネル内に設置されています。
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制作年
1990年
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作家
岩野 勇三
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場所
つなぎ温泉四季彩
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ときの翔(ときのつばさ)
町が飛躍する姿をイメージして制作されており、大きくはばたき、明るい未来へ飛び立つようです。
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制作年
1991年
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作家
松尾 光伸
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場所
つなぎ文化センター前
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時のカプスール
カプセルの中に凝縮された町の過去から現在をステンレス製の表面に映し出しています。
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制作年
1992年
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作家
松尾 光伸
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場所
グリーンゲイト
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シャツブラウス
シャツブラウスを身にまとい、祈るように胸で手を組んでいる姿は、美しさと優しさを表現しています。
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制作年
1994年
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作家
笹戸 千津子
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場所
グリーンゲイト
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トルソ
古代ギリシャ彫刻のように、胴体部分の美を追求しています。つなぎ美術館前に設置されているこの作品は、訪れた人々をあたたかく出迎えてくれます。モデルの笹戸千津子氏は、めがね橋公園に設置されている【シャツブラウス】の作家です。
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制作年
1993年
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作家
佐藤 忠良
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場所
つなぎ美術館前
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ひまわり
太陽に向かって育つひまわりのように、子どもたちの健やかな成長を願い、津奈木中学校前の津南橋に設置されたました。
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制作年
1997年
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作家
佐藤 忠良
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場所
津南橋
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たわむれの塑像(たわむれのそぞう)
人がたわむれている様子をひとつの空間として表現しています。
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制作年
1997年
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作家
下田 治
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場所
つなぎ文化センター前
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牧歌(ぼっか)
公害の被害地域のイメージが払拭され、新たな時代が到来することを願い設置されました。
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制作年
2000年
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作家
岩野 勇三
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場所
舞鶴城公園展望所
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千代
江戸時代後期、町に実存した千代の孝行ぶりが肥後藩主の耳に入り、年に米十俵を褒美として賜ったという逸話をモチーフにしています。
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制作年
2003年
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作家
岩野 亮介
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場所
津奈木駅前
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立球体・誕生
町政施行50周年を記念して設置されました。球体から生まれてきた女性を表現しています。
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制作年
2014年
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作家
本田 貴侶
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場所
つなぎ温泉四季彩駐車場横
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